2026年8月31日(月)、室町館において唯勝寺 ご住職 鈴木光順様より、洋画家・井澤元一画伯が1984年に描かれた油彩画「明治館」をご寄贈いただく、絵画寄贈セレモニーが執り行われました。式典では、毛利憲一理事長より、感謝の意を表し、鈴木様へ感謝状が贈呈されました。
寄贈者の鈴木光順様からは、寄贈にあたり次のようなお言葉をいただきました。
「井澤画伯の長女である山田様とのご縁、そして私どもの娘が平安女学院を卒業させていただいたご縁など、数々の素晴らしいめぐり合わせに深く感謝しております。本作品があるべき場所、落ち着くべき場所に収まることを願い、明治館を描いたこの絵画を寄贈させていただきました」
続いて、毛利憲一理事長より、深い感謝と作品への思いが述べられました。
「唯勝寺 ご住職 鈴木光順様より貴重な絵画を学院にご寄贈いただきましたことに、心より御礼申し上げます。井澤元一画伯は、京都に生まれ育ち、画家の里見勝蔵氏や須田国太郎氏に師事をされ、京都の風景や祭礼をテーマに数多くの素晴らしい作品を残された画家です。今回ご寄贈いただいた『明治館』は、1895(明治28)年に本学院が初めて竣工した校舎を描いていただいております。現在は国登録有形文化財に指定されている本校舎の、震災による修復工事前の姿をとらえた大変貴重な作品です。井澤画伯のご息女や鈴木様のご息女が本学院の同窓生であり、また井澤画伯の師である須田国太郎氏のご子息である須田 寬先生が本学院の客員教授を務められていたなど、ご寄贈の背景に本学院との様々な深いご縁を感じております。この作品を大切に保存し、生徒・学生たちにも本学院の歴史と伝統を感じてもらえるよう末永く活用してまいります」
今回のご寄贈は、画伯のご遺族と親交の深い鈴木様のお申し出を受け、ギャルリー宮脇様のご協力のもとで実現いたしました。本学院では、学院の歩みを後世に伝える大切な作品として本作を大切に保存・活用してまいります。
また、現在京都文化博物館でも井澤元一画伯の回顧展が行われています。
ぜひ足をお運びください。


